孤立させる

Bの脅迫と暴力により、私は社員旅行を不参加にした。

 

一緒に参加予定だった同期に

 

「Bに脅迫されたから行けなくなった」と告げると、同期達は口々に

 

「〇〇ちゃんが行かないなら私も行かない」

 

と言い、結局女子社員の参加人数はまた0人となった。

 

 

すると、翌日、今度はCが部署にすっ飛んできた。

 

 

「なんで不参加になってるんですか!?」

 

 

私は正直にBに脅迫された旨を伝えた。

 

Cは苦々しい顔で

 

「なんでそういうことするかなぁ」と憤っていた。

 

 

が、しかし

 

究極の事なかれ主義であるCが、好き放題やりまくるBに対して、何か行動を起こすはずもない。

 

他の社員が朝礼で吊し上げにされていても、Cは天井や空を見ているような奴だから。

 

 

結局、出欠の締め切り日が過ぎても女性社員の参加者は増えることはなかった。

 

 

すると、またGが発狂。

 

「社員旅行に参加しない奴は、俺に直接行けない理由を説明しに来い。納得できなければボーナスに響くからな」

 

と、またもやありえない主張を始めた。

 

 

ふざけた奴の主張に対し、チラホラとGに理由を説明に行く人が増えた。

 

面倒くさいけれど、私も子供を理由に欠席を伝えた。

 

するとGは私を睨みつけ

 

 

「来たくない奴は来なくていい!」

 

と吐き捨てた。

 

 

直後、パートさんの1人が

 

 

「私も行きたかったんですけど、残念ですぅ」

 

と告げると、彼女に対しては

 

 

「来年は海外にしようと思ってるから、楽しみにしててな」

 

 

とニヤニヤ笑いかけていた。

 

 

 

そして、その日。

 

 

私は旅行を欠席しただけで、突然部署移動を命じられた。

上司にすら話を通さず、私に嫌がらせするため、私を仲間から切り離して、孤立させるためだけに、支離滅裂な理由で男性のみの部署へと異動となった。

 

 

なぜ突然私が?という問いに

 

Gは

 

「〇〇ちゃんは力持ちだから」などとふざけた理由をぬかした。

 

 

 

地獄に堕ちればいいのに。

奴らは絶対に来世は人間として生まれることは出来ないはずだ。

 

 

 

 

 

 

 

脅迫と暴力

Bは私をロッカー室に閉じ込めるなり

 

馬鹿力で私の腕を鷲掴みにした。

 

 

「〇〇ちゃん、社員旅行、参加になってたけどなんで!?」

 

「〇〇ちゃんは社長に目をつけられてるんだから、辞めなさい」

 

「他の人は参加してもいいけど、〇〇ちゃんだけはダメ」

 

「誰のおかげで働けると思ってるの!?〇〇ちゃんが××支社に飛ばされそうになったのを止めてあげたのは私なのよ!!」

 

 

ものすごい剣幕で喚き散らされた。

その上、腕はギリギリと掴まれたまま。

 

 

 

一社員を個室に閉じ込めて脅迫する管理職のB。

その上、暴力付き。

普通にヤバい案件である。

 

 

Cに拝み倒された件を主張すると

 

 

「Cちゃんは何にも分かってないのよ!!」

 

とさらに発狂。

 

「とにかく旅行はやめなさい!!パートの□□ちゃんが災害に遭ったのに、〇〇ちゃんが社員旅行なんて!!」

 

次第にわけわからん理屈を言い始めた。

 

 

自分が参加しない旅行に私が参加することが許せないのか

 

旅行中に自分がふれ回った数々の嘘がバレるのが怖いのか

 

その両方なのか。

 

 

数十分に渡る暴言と暴力が終わり

掴まれた左手首を見ると

くっきりとBの指の形が痣になっていた。

 

 

この時、すぐさま早退して病院で診断書をもらわなかったことだけが、いまだに悔やまれる。

 

 

 

脅し

そんな中、毎年恒例の社員旅行の季節になった。

 

その年は災害など色々あり自粛ムード溢れる年であった為、

 

女性社員は1人として参加にチェックをしなかった。

 

 

Gはなんとしても女性社員と社員旅行に行きたいのか、

 

 

「社員旅行は仕事と同じ。理由なく不参加な人はボーナス査定に響くから」

 

などという脅しを朝礼で平気で言うようになった。

 

普通に考えて、小さな子供を持つ女性パートさん達が、楽しくもない泊まりの旅行に出席するわけないと思うのだが。

 

仕事と同じ…という割には、旅行中の給料は発生しないわけだし。

 

 

脅しをかけても女性参加者が増えない為、Gは社員旅行の幹事であるCを叱責したようで

 

 

Cが仕事の合間にちょくちょくうちの部署に来ては

 

 

「社員旅行参加しないんですか?」

 

「なんでですか?」

 

「参加しましょうよ」

 

 

としつこく言うようになった。

 

「女性は少ないから仲良しの人と相部屋にしてあげるから」等々拝み倒され、仕方なく参加することにした。

 

「〇〇ちゃんが行くなら私も行く」と言ってくれた同期数人と参加にチェックをつけた。

 

 

すると

 

 

その日の夕方、

 

 

 

Bがものすごい形相でうちの部署に駆け込んでくるなり、私をロッカー室に閉じ込めた。

ワケわかめ

この頃になると、Gは朝礼で

 

「グループを作るな」とか

 

「プライベートでも社内の人と会うな」とか

 

「LINE交換もするな」

 

などと言うようになった。

上記の行為をすると「反逆罪だ」などと、意味不明なことを言い、

 

身体を壊しても心を壊しても家族にも相談するな!…とおかしな自論を垂れていた。

もちろん、私は「反逆者」と呼ばれていた。

なにが反逆なんだか、わけわかめ

 

その割にはGの身内であるBは

自宅にお気に入りのスパイ社員を呼んでいるのをしょっちゅう見かけた。

自分達は論外らしい。

 

 

要は自分の悪口を言われたくないからだろうけど、だったら、ハラスメントを辞めればいいだけなのに、ハラスメントは生涯続けるようで、杏ちゃんに対しても「俺はセクハラをやめない」と宣言したそうだ。

 

 

もう。唖然…。

こんな人間が実在するんだから怖すぎる。

 

 

 

悔し涙

意味不明な謹慎処分で杏ちゃんが出社しなくなり、私は一身にパワハラを受けていた。

 

ある日、Gに呼び止められた。 

 

 

突然、何を言い出すかと思えば

 

 

「ここは会社を愛する人の神聖な場所だ。だから〇〇ちゃんはどっか他所へ行ってくれ」

 

と、他の社員のいる前で罵られた。

 

 

会社の代表である社長が、セクハラだのパワハラだのして社員を虐めているような会社のどこに「神聖な場所」があるのだろう?

 

 

心の中で「タヒね!」と思いながら、私は「分かりました」とその場を去った。

 

 

こんな下らない奴に、こんな下らないこと言われてまで働く意味が分からなくて、悔しくて涙が出た。

 

上司や同期、パートさんが

 

「なんでそんなこと言うんだ」と一緒に怒ってくれたけれど、相手はどんな下衆でも社長。

どうにもならない。

 

 

そして、その辺りから私を避ける人が現れた。

 

私を避ける人は、GとBのスパイだ。

Gにゴマをすりたいのか、こぞって私を無視するようになった。

 

 

GやBやスパイ達を見ていて思う。

 

 

この人(人とも思いたくないけど)親からロクな躾をしてもらえなかったんだろう。

承認欲求と自己顕示欲だけが異様に高くて、今思い出しても気持ち悪い奴らばかりだった。

企み

Bが私に関する嘘を大騒ぎして触れ回っているせいで、私は扱いに困る問題社員扱いされていた。

 

Bがあまりにもせっつくから

Gは私のことを本社とは別の支社に飛ばそうとしたらしい。

 

 

しかし、上司が「今、〇〇さんに抜けられては困る」と頑張ってくれた上

別支社牛耳るお局が私の受け入れを拒否したようで、別支社行きの話はなくなった。

 

 

これがBは面白くなかったようで

嫌がらせは加速するばかりだった。

 

 

 

そしてついに、杏ちゃんはありもしない罪の濡れ衣を着せられ、

出社禁止の謹慎処分を命じられた。

 

 

あの会社は

 

「ハラスメントをやめてください」と言うと

でっちあげた罪で謹慎処分になるらしい。

 

 

杏ちゃんはそれ以後、一度も会社に出社していない。

 

 

今まで杏ちゃんと私に半々で向いていたハラスメントのベクトルが

 

それからは一気に私だけに向けられた。

 

 

あの会社は地獄だと思った。

暴論

この頃、仕事が休みになるたびに

Bから携帯に電話が来るようになった。

 

内容は毎回同じ。

 

「私は〇〇ちゃんの味方だけど、Gや周りの人はそう思ってない。〇〇ちゃんはいじめをするような人間だ」

 

と繰り返し電話してくる。

ある時私は

 

「それは事実じゃないですよね」と反論した。

 

 

するとBは

 

「事実かどうかは関係ないの!人の不幸は蜜の味なの。みんなそう言うから、そういうふうになってるの!」

 

と、とんでもない暴論をぶっこんできた。

 

 

普通に頭がおかしい。

 

【事実かどうか関係ない】って、どんな理屈だろうか。

 

 

Bの暴論が通れば、嘘でもなんでもあの会社では言ったもの勝ちではないか。

 

 

言われっぱなしになってる私に対して

調子に乗ったBは

 

ある時には私を掴まえて

 

 

「〇〇ちゃんは〇〇を〇〇してる犯罪者。これって犯罪だからね!」

 

 

などと、社内で、それも他の社員の前で私を犯罪者呼ばわりしはじめた。

 

 

どっちがだ。